10月3日の榮太樓飴の日を記念して、2024年10月より一年間限定の榮太樓飴「うまみ飴」を販売致します。
鰹節専門店にんべんの「金色の鰹だし」は、本枯鰹節に椎茸と昆布を加えた素材の風味を大切にしただし。
くせの無い白ざら糖をキャラメリゼした有平糖の香ばしさと相まって、だしのうまみと香りの広がる琥珀色の飴に仕上りました。
着色料や香料を使用していない、素材本来の味わい、色味の飴です。
高純度で雑味の無い白ざら糖と、さつま芋から作られた水あめを、高熱の直火で煮詰めることで生まれる有平糖(あるへいとう)。江戸の庶民には高価だった有平糖をもっと気軽に…と、創意工夫から生まれた梅ぼ志飴が、「榮太樓飴」の始まりです。
以来、職人の手により黒飴、抹茶飴、紅茶飴が作られ、平成に入りのど飴やバニラミルク飴が加わりました。更に国産果物使用、無香料・無着色のフルーツキャンディ「果汁飴」シリーズも登場。
江戸からの製法を受け継ぎ、これからも安心して美味しく食べていただける飴づくりを続けていきます。
江戸当時、棒状に延ばした紅い飴を鋏で切り、指でつまんで作る三角の飴の形が「皺が寄っていて梅干しに見える」ため、江戸っ子により「梅ぼ志飴」と名付けられました。
現代も江戸からの製法を守り続け、鍋を火から降ろすタイミングは職人の手で見計らっています。歯に付かずカリカリと軽やかに噛み砕けるキレのよさ、砂糖の熱分解により生じる「カラメル」を主体とした複雑な風味は、独特のコクを生み出しています。
梅ぼ志飴の姉妹品として明治時代に誕生した黒飴。黒糖の独特の風味がもっとも引き立つよう、沖縄県西表島、小浜島で収穫、製糖された黒糖を使い黒飴を作り続けています。
昭和に入ってから現在のように表面に桂皮末をまぶすようになり、黒糖の深いコクと桂皮末が醸し出す素朴な風味が混ざり合った、飽きのこない味が生まれました。
上白糖、黒糖、水あめ、桂皮末のみで作られた甘味をお楽しみください。
梅ぼ志飴をおめでたい亀甲形にした「ことぶき飴」と、黒飴を縁起のよい鰹節形にした「かつぶし飴」をセットにした「敬老の日」の贈り物などに最適な商品です。